輸血に関する前記事をお読みくださった皆様へ

昨日、輸血をしてくださるわんちゃんを探している記事を書かせていただき、大勢の皆様が拡散してくださいましたこと、心よりお礼申し上げます。
大型犬の女の子お一人、中型犬の男の子お二人から、輸血のありがたいお申し出を頂きました。

今朝担当医の先生と輸血に関する相談をしたのですが、三女パピヨンの桜子の状態はすでに難しい状態にあり、今朝の時点では輸血をしても助かる可能性が低くなっているとのことでした。
重度の貧血状態に陥っており、輸血をすれば貧血の面は改善されるようなのですが、貧血とは別にアルブミン数値がすでに生命維持が難しいほどに落ちており、その影響で今日明日にでも何かあってもおかしくない状況にいるのだそうです。
必要な輸血の量は100mlほどなため、血を提供してくださるわんちゃんのお身体にも大変な負担をかけてしまいます。
一回目の輸血は血液型は問いませんが、一度で改善が無ければ二度目、となっても二度目からは血液型を合わせる必要があり一段と難易度が上がります。
そのため、お申し出いただいた3人のわんちゃん達から少しずつ頂く、という方法が使えません。
そういったこと全てをいろいろ考え、わが子のことだけを考えてまだお若いわんちゃん達に負担をかけて貴重な血を無駄にすることはできませんので、輸血は諦めることにいたしました。

私の方から輸血の呼びかけをしたにも関わらず、このような決断をすることになり、お申し出頂いた方々、拡散してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
まだ桜子が頑張っている状況におり、バタバタしております。
満足なお礼も表せず、簡単な報告になりましたことをどうぞお許しくださいませ。
今日桜子は血管に直接入れる点滴を夜7時まで頑張っています。
桜子の生命力に賭けようと思います。
本当に皆様ありがとうございました。
お騒がせして申し訳ございませんでした。
元気になった桜子の姿をまたこちらでご紹介できるよう、頑張ってまいります。